栽培について - ジョルディカワムラ

栽培について

栽培について

カリブラコア
生育に適した環境
カリブラコアは、お日様が大好きな花です。従って、できる限り日のあたるところに置いてあげましょう。逆に、日の当たらない、ジメジメした環境は苦手です。
植え込みの仕方

ティフォシーは1ポットあたり3本以上の株を植え付けており、従ってそのまま鉢に植え込んで頂いても、すぐに沢山の花が付いて楽しむことができます。ほかの鉢に植え替える場合、18cmの鉢でしたら1ポット、30cmの鉢でしたら、4〜5ポット程度が理想です。
花壇などの地面に植えることもできます。その場合は、1ポットを20cm〜30cmの間隔で植え込みましょう。 また、植え込む際は深植えにせず、ポットが1cmくらい高くなるように植え込んでください。ポットから取り外した際に、根が密集しているようでしたら(右画像)、軽くほぐしてから植え込むと良いでしょう。

栽培に適した土や肥料の選び方
 

基本的に酸性土を好みますが、園芸店で一般的に売られているプランターの土でよろしいかと思います。四月以降は気温も上昇して生育が旺盛になるので、肥料は、土1リットルに対して、2グラム程度の化成肥料を混ぜ込むとよいでしょう。
また、週に1回程度ハイポネックス等の液体肥料を500倍程度に薄めてあげると良いでしょう。花が付き出したら、植え込んだ根本付近に置き肥(例えば右画像のようなもの)を数粒程度置いてください。

日常の管理について
 

水遣りは、なるべく株の根本にあげるようにして下さい(右画像)。カリブラコアはジメジメした環境が苦手なので、受け皿に水を溜めないこと、梅雨の時期などの高温多湿期に、頭からシャワーを浴びせるような水遣りはしないようにしましょう。 朝、土が乾いていたら鉢の下から水が出るくらいたっぷりあげてください。
開花してから時間がたち、茶色くなってきた花(花がら)は、摘んであげましょう。そうしてあげることで、新しい花をよりキレイに咲かせることができます。

夏場の管理について
  夏場に茎が長く伸びてしまって(下画像・左)見栄えが悪くなった場合は、切り戻しを行うと良いでしょう。
切り戻しは地上10〜15センチぐらいのところで茎切ると良いでしょう。切り戻す際は、必ず葉が残っている状態で行ってください(下画像・右)。 夏場には数回繰り返すことになるかと思いますが、こうすれば花はたくさんつきます。 また、切り戻したときに、置き肥をあげるのを忘れないでください。
冬越しについて
  カリブラコアは、基本的には一年草をうたっております。しかし、寒さにも耐えられるように品種改良してきましたので、環境によっては来年咲く可能性もあります。冬越しにチャレンジされる場合は、切り戻し(上記参照)をして、霜にあたらない場所に置きましょう。
病気や害虫が発生した場合
  カリブラコアは病気に強く、ほとんど気にする必要はございませんが、梅雨の時期など頭上から水をあげますと灰色カビ病などの病気のもとになります。
また、アブラムシを防ぐためには、アドマイヤー、オルトラン等の粒剤を植え込む時に、土1リットルに対し1グラム程度の割合で混ぜ込みます。もし、発生してしまった場合は、それらの粒剤を株の株基に適量置いて下さい。 農薬は同じ種類を続けて使うと、害虫が農薬に対して抵抗性が強くなるので、出来れば違う種類の農薬を1回ごとに交代で使うと良いでしょう。